こんにちは!なつけんです。
大人になってから、サックスを始めて8年が経ちました。サックスを始めてから、5年ほど経った頃から、吹奏楽団に所属したりと、最初の頃からは考えられないほど、今ではすっかり音楽ライフを満喫しています。
ところで、皆さんはサックスの最重要パーツの一つであるマウスピースのお手入れ、していますでしょうか?
あんまり考えずに、とりあえず練習後にスワブを通してるよ
一応スワブは通してるけど、どちらから通すかとか、あまり深く考えていない、それ以上のことはしていない。という方も多いと思います。
実は日々のお手入れにスワブを通すというのは間違っていませんが、実はスワブを通す向きにも気をつけないといけませんし、定期的に自分でできるメンテナンスをしてやることが重要です。
楽器を大事にすることで、いざという時の音の詰まりがなくなり、いい演奏ができ、上級者への道が開けてきます。
というわけで、今回はマウスピースの日常、定期お手入れ方法について解説します。
まず、内容を簡単に以下にまとめます。
では、具体的な内容に入っていきますね。
日常のお手入れ
日常の(使用後の)お手入れは、簡単です。
単にスワブを一回通すだけです。大切なのはお尻(口先と反対側)から口先に向けてスワブを通すことです。
かつ、1回で十分だと思います。
口先側にはティップ、サイドレールなど性能に関わる大事な部分がたくさんあるので、こちらからスワブを通して、余計に磨耗するのは避けるべきです。
気になる人はスワブも通さず、柔らかいティッシュなどで拭き取るだけでOKです。
マウスピースの大掃除
普段はスワブを通して水分を取るだけのお手入れですが、時には(月イチぐらい)少し時間を取ってお掃除してあげましょう。
柔らかい布で内部を拭く
まずは、マウスピースの内側、外側の汚れを拭き取りましょう。
マウスピースの汚れは基本的には2種類あり、唾液のタンパク質が固まったものと、コルクグリスが付着したものです。
マウスピースパッチをつけている場合は、パッチの周辺に汚れがついている場合があります。
内部には写真のように段差があるので、その部分に汚れが溜まりやすくなります。
掃除の際に、マウスピースの内部に傷がつくと音に変化が生じてしまうので、柔らかい布や、ウェットティッシュで優しく擦るのがおすすめです。
内部をブラシ擦るのは絶対にNGです。
ぬるま湯につける
ウェットテッシュ等で拭いてもイマイチ汚れが落ちない場合は、写真の様に、ぬるま湯に5〜10分ぐらい浸しておきます。
しばらく浸しておくことで、汚れが浮きやすくなります。
次に、内部を柔らかい布や、届かないところは綿棒で優しく擦ることで、汚れが簡単に落ちます。
最後にティッシュや柔らかい布で吹き上げてお掃除完了です。
ぬるま湯につけるときにマウスピースの口元側をどこかにぶつけたりしないように気をつけましょう。エボナイト(ラバー)のマウスピースはどこかにぶつけると時々かけてしまいます。
マウスピースの保管方法
マウスピースは保管の際に、口先に傷がつかないようにすることをおすすめします。
写真のように、使わなくなったリードをマウスピースよりも少し上にずらして装着して、さらに上からキャップを被せて収納します。
この保管の仕方は、キャップの内側とマウスピースの口先が当たるのを防ぐと同時にリガチャーの変形を予防できます。
サックスケースにマウスピースを差し込んで固定する収納場所がある場合、この収納方法で保管します。
なつけんのサックスケースはマウスピースを差し込む場所がなく、マウスピース用の保管袋が付属しているタイプのなので、写真のようにリガチャーはリガチャーケースに、マウスピースは袋に入れて保管しています。
この方法でもマウスピースの口先とリガチャーの形状は保護されるので問題ないです。
まとめ
今回は、サックスのマウスピース(ラバー)のお手入れ方法について解説しました。内容を以下にまとめます。
サックスをこれから始める人、サックスを始めたばかりの人の役に立てれば嬉しいです。
以上、なつけんでした。
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