大人から始めるサックス上達への道

サックス練習法

こんにちは!なつけんです。

大人になってから、サックスを始めて8年が経ちました。今では普通に仕事もしつつ、毎日サックス練習し、音楽教室に通い、吹奏楽団に所属し、すっかり音楽ライフを満喫しています。

けん
けん

サックス初めてしばらく経つけど、

一体どれくらいで上手くなれるんだろう?

大人になってからサックスを始めた、始めようと思っているけど、どれくらいで上達するのか気になる方もいると思います。下記に当てはまる人に役に立つ内容を記事にしました。

このブログを読んで欲しい人
  • 大人になってからサックスを始めた人
  • サックスを始めてどれくらいで上手くなれるのか知りたい人
  • 上手くなるのにどれくらいの時間がかかるのか知りたい人

そういった人向けに、大人になってからサックスを上達するまでにかかる時間について、私の経験を元に解説します。

最初に、結論として、上達にかかる時間は以下のような感じです。

サックスが上手くなるのに必要な時間
  • 人前で、ミスしつつも、曲を最後まで演奏できるようになるのに3ヶ月
  • 1曲を通して音間違いや、リードミスなく、ソツなく吹けるようになるのに1年
  • 曲に自分なりの表現を付け加えて、満足いく演奏ができるのに1000時間または2〜3年
  • どこまで上達しても上達に終わりはない

では、具体的に内容について解説します。

上達の目標と目標達成に必要な時間

何を持って上達とするか

一口にサックス上達、と言っても何を持って”上達”と呼ぶのかは人それぞれです。

この記事では、大人からサックスを始めた人(=過去の私)を応援する意味で、

”人前で1曲演奏できる=上達”

と仮定して話を進めます。

けん
けん

1曲演奏できるて言っても色々なレベルがあるんじゃ?

そうです。1曲演奏であっても、単に演奏するだけと、誰もを唸らせる演奏とさまざまです。そこで、ここでは、「1曲演奏できる」のレベルを3つに分けて、それぞれにかかる時間を解説します。

なつ
なつ

曲の難易度まで、分けて考えるとややこしいので、

曲のレベルは一般向けの販売楽譜で初級〜中級クラスとして、解説します。

また、あくまで私の体験を元に感覚的時間であるため、上達速度は個人差があることを最初に述べておきます。

ちなみに、私は楽譜が読めない状態で、20代後半からサックスを始め、開始と同時に音楽教室に通っています

レベル1:ミスはあるけども、曲を最後まで吹き切れる

サックスを始めたばかりの人が、初めて人前で演奏する際に考えるのは、下記のようなことだと思います。

  • 最後まで演奏できるだろうか?
  • 曲の途中で楽譜がのどこを吹いてるか見失わないだろうか

最初の演奏の時に願うのは、「お願いだから、最後まで大事故なくたどり着けますように」だと思います。

実際、私も音楽教室に通い始めて、最初の発表会は、自分の演奏中に頭が真っ白になって飛んでしまわないかが1番の心配でした。

こういった心配を払拭でき、何かあっても、最後まで吹くことはできるだろうという手応えを感じ始めたのはサックス歴3ヶ月ぐらい経ってからです

レベル2:ノーミスで演奏できる

レベル2はノーミスで演奏できる、です。1曲を通して、音間違いや、リードミスを起こさずに、吹ききることができるレベルです。

これは簡単なことではないですが、丁寧に練習すれば決して、難しいことではないです。

どこが間違いそうなのかをしっかり認識し、ミスが起こる箇所を徹底的に練習する丁寧さが必要になります。

「こんなもんでいいだろう」と言う気持ちを捨てて練習に取り組むのが大事ですね。

言うは簡単ですが、日々、毎週それなりの練習量が必要で、ミスらずにできそうだな、と言う感覚になるには1年程度かかりました

レベル3:曲に表現を加えて演奏できる

最後のレベル3は曲に表現を加える、です。ただ単に音符の通りに吹くだけでなく、以下の様なことを同時にこなす必要があります。

  • 楽譜の指示を忠実に再現して吹く
  • フレーズの山と谷を意識して吹く
  • 装飾音符をつける
  • 綺麗なビブラートをかける
  • 連符の中のそれぞれの音を粒立足せる
  • etc・・・・

単にミスなく演奏できる様になったとしても、聞く人の心に残るような演奏をできるようなるには、基礎力が必要になります。

土台となる演奏技術があってこそ、余裕が生まれるので単に譜面をなぞる以上のことができるようになるんですね。

では、実際にこういったことができるようになるのは、サックス歴がどれくらいになってからでしょうか?

ここでキーワードになってくるのが”1000時間の壁”と言われるもので、「何事にもある程度カタチになるのには1000時間ぐらいの時間が必要」ということです。

これをサックスに当てはめて考えます。仮に平日1時間練習し、週末は多めに練習したとして、1週間で10時間。1年だと約500時間。

なので、1000時間の壁を突破するには2年かかる、ということになります。

私の経験に当てはめても、サックスを始めてから、コツコツ練習を続け、2~3年経ったくらいから、

  • ロングトーンが安定し、音が綺麗になった。
  • ビブラートを均等にかけられるようになった。
  • p~fぐらいまで音の大きさを分けられるようになった。

という具合に、少しずつレベルが上がり、他の人から「どうしてそんなに綺麗な音で吹けるんですか?」と聞かれるようになりました。

必要な時間は人それぞれですが、大人から始めた人が日々の中で割ける練習量から考えると、演奏に自分なりの表現を加えることができるようになるまで2~3年必要だと思います。

なつ
なつ

上達するのにはどうしても時間は必要なので、

コツコツ練習するしかないです。

私の場合は、ここまでくると、多少満足のいく演奏ができたと感じる時もありしたが、表現力に関してはどこまで上達しても終わりはないですね。

また、表現力まで鍛えようとなると、人に聞いてもらったり、先生に指導してもらうのが手っ取り早いと思います。過去に音楽教室に通うメリットについても解説しているので、参考になれば嬉しいです。

また、日々の練習に悩みがある人向けに、サックスの練習場所に関しての記事や、家での練習法についても記事にしているので、参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は、大人になってからサックスを始めた人がどれくらいの時間で上達するのかについて、私の経験を踏まえて解説しました。内容を以下にまとめます。

サックスが上手くなるのに必要な時間
  • 人前で、ミスしつつも、曲を最後まで演奏できるようになるのに3ヶ月
  • 1曲を通して音間違いや、リードミスなく、ソツなく吹けるようになるのに1年
  • 曲に自分なりの表現を付け加えて、満足いく演奏ができるのに1000時間または2〜3年
  • どこまで上達しても上達に終わりはない

サックスを始める上での参考になれば嬉しいです。

以上、なつけんでした。

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