こんにちは!なつけんです。
大人になってから、サックスを始めて8年が経ちました。サックスを始めてから、5年ほど経った頃から、吹奏楽団に所属したりと、最初の頃からは考えられないほど、今ではすっかり音楽ライフを満喫しています。
ところで、皆さんはどんなサックスストラップを使用していますか?最初に付属しているものでしょうか?それとも別売りの製品を購入していますか?
今回は、今私が使用しているサックス用ストラップの中から、B.Airのバードストラップを紹介します。
現在メインで使っているのは下記のBREATHTAIKING Strapですが、サブで使用しているバードストラップもおすすめです。
まず、この記事のまとめです。
では、具体的に解説していきます。
普通のサックスストラップ形状
楽器を購入した際についてくる、サックスストラップは大体下のような形状かと思います。
ストラップの最低限のお仕事は”楽器を支えること”ですので、その仕事はこなしていると言えます。
楽器とのジョイント部分はプラスチック製のセーフティフックになっていて、楽器を傷つけることもないですし、誤って楽器を落とすリスクも低いと言えます。
気になるのは奏者の体と接触する部分です。かなり細く、クッション性が弱いため、楽器の重さにより首が締まる構造になっています。
長時間演奏すると、首が痛くなっってくるし、姿勢も
悪くなりますね。
バードストラップとは
バードストラップは、上記の単に楽器を支えるだけのストラップから進化し、奏者に寄り添ったストラップであり、かつ、カスタムができるストラップです。
詳しくは下記の公式ホームページは見ていただくのがいいですが、公式ホームページの内容に加えて、8年使った私なりの率直な感想として、良いところ、悩ましいところを述べていきます。
バードストラップの良いところ
では、まずは良いところから述べていきます。
首が締まらない
バードストラップの良いところ、まずひとつ目は、首が締まらないことです。
フロントにV型プレートと呼ばれるの部品があリます。このおかげで、楽器の重さによってストラップが前に引っ張られても、V字プレートの幅よりも首が絞まることはないです。
さらに、プレートがあることで、胸が開いているため、演奏に十分な息をしっかり吸うことができます。
私が購入した当時はV型プレートは写真のスタンダードかスリムタイプだったと記憶していますが、今はワイドタイプがラインナップされています。
今のモデルの方が昔に比べてかなりスタイリッシュになっており、
カッコいいですね。ぜひ実物を試してみてください。
フックがセーフティタイプ
バードストラップと楽器を繋ぐフック部分はセーフティタイプになっており、紐が切れるなど、余程のことがない限り楽器を落とす心配がないです。
つまり、演奏中に余計なことに気を回す必要がないので、大きなメリットだと言えます。
演奏中は、演奏のことだけに集中できる装備であること、これが大事ですね。
自分でカスタム可能
バードストラップを使用している人の多くがカスタム性に惹かれて、購入しているのではと思います。
バードストラップは各パーツを自由に組み替えることが可能で、パッド、紐、V型プレート、ブレードクリンチと呼ばれる留め具など、それぞれ10通り以上の選択肢があります。
組み合わせパターンは1000を余裕で超える数があるため、完全にオリジナルの自分好みのストラップを作ることができる、オシャレアイテムと言えます。
今は組み合わせパターンは15,000,000通りもあるみたいです。
世界で唯一のストラップが作れますね。
価格がリーズナブル
バードストラップは、性能も良く、カスタム性もあるにも関わらず、それほど高くはないです。
高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、1万円前後で、楽器を安全に保持でき、気兼ねなく演奏でき、オシャレさも兼ね備えているのは、コストパフォーマンスに優れていると思います。
パーツの材質を金属からプラスチックに変えることで、さらに価格を抑えることが可能です。
バードストラップの悩ましいところ
バードストラップは上に挙げたような性能、コストパフォーマンスに優れた製品で、特に悪いところはないと考えています。
ここではあえて、気になるところを挙げていきます。
バードストラップを使う場合には、下記の点について納得した上で使用するべきかなと思います。
では、順に解説していきます。
革製品だと汗の匂いが気になる
バードストラップを持っている人の多くは革パッドタイプを使っているかと思います。実際私もそうなんですが、夏場だと、パッドのある首部分は肌が露出することも多く、革が汗や皮脂を少しずつ吸っていきます。
長時間放置していると、革がなんとも言えない臭いを放つようになるので、こまめに掃除などのケアをしてあげる必要があります。
もちろん、この問題は、バードストラップに限った問題ではなく、他の革製のパッドでも共通です。
なんと今は、ウォッシャブル・パッドという洗って繰り返し使えるタイプの
パッドがラインナップされています。これは嬉しい!!
無いときにすごく困る
単純に、バードストラップの性能が良いので、持っていくのを忘れて、普通のストラップで吹く時に、めちゃくちゃ吹きにくく感じます。
日頃、いかにお世話になっているか感じます。むしろバードストラップのいいところとも言えます。
外で練習、本番の時にはストラップを忘れないようにしましょう!
バリトン以上は少し厳しい
バードストラップは首を締め付けない構造になってはいるものの、やはり楽器の荷重の多くが首にかかります。
そのため、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックスあたりまでは演奏することができますが、バリトン、バスサックスになると、流石に持つのが厳しと感じました。
そういった場合に、下記のようなショルダータイプも販売されているので、大型サックスの方は一度お試しするのもアリかと思います。
ショルダータイプは持てないものはない!という無敵のオーラを感じますね
まとめ
今回は、お勧めのサックスストラップ、バードストラップの紹介として、良いところと悩ましいところについて解説しました。
内容を以下にまとめます。
結果的に、良いところだらけのストラップだと思います。
気になる方は、ぜひ、楽器店での試着・試奏することをお勧めします。
参考になれば嬉しいです。
以上、なつけんでした。
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