こんにちは!なつけんです。
大人になってから、サックスを始めて8年が経ちました。今では普通に仕事もしつつ、毎日サックス練習し、音楽教室に通い、吹奏楽団に所属し、すっかり音楽ライフを満喫しています。
今回は、これからサックスを始めるにあたって、どれくらいの費用がかかるのかを紹介します。
最初に費用のまとめを紹介します。
あくまで、私のこれまでにかかった費用を元にした概算ですので、人によって異なると思いますし、節約も可能だと思いますので、あくまで参考程度にしてください。
では、具体的に内容を見ていきます。
サックスを趣味にするのにかかる費用
ここでは、サックスを単に趣味にするだけでなく、趣味として続けていくのにどれくらいの費用がかかるのかについてお話しします。
以下では初期費用とランニングコストについて解説します。
初期費用
まず最初に、趣味として始めるにあたって初期費用が必要です。私は、サックスに初めて触れてから、1ヶ月以内に以下のものを購入しました。
当時の価格で、合計約30万円を初期費用として、趣味を始めているので、なかなかの出費と言えます。
現在の価格だと35~40万円が初期費用としてかかってきそうです。
これだけの出費があったからこそ、今でも続けられている、
と考えているので、支払った当時の自分に感謝しています。
順に一つずつ解説していきます
サックス本体
まず、サックスが必要ですね。サックスの選び方としては、下記記事でも解説しているように、あえて、中級以上のモデルを選択することをお勧めします。
私自身も、サックスを始めた際には、ヤナギサワのA-WO1というモデルを購入しました。
絶対に続けるぞという意気込みで、
初心者には少しいい楽器を買いました。
なつけんが始めた当時で¥250,000ぐらいだったかと思いますが、現在はインフレの影響もあり、30万円を超えています。なかなかいいお値段しますね。
最近は楽器のレンタルや、リースも存在するので、初期費用を抑える場合はそちらを検討するのも一案かと思います。楽器状態がわからないのであまりおすすめはしないですが、メルカリで購入するのも一つの手ですね。
お掃除用具
サックスを使用した後にはお手入れが必要です。こちらは毎回のことなので、サックス購入と同時に必要になります。
必要なのは、管内部の水分をとるスワブと、タンポの水分をとるクリーニングペーパーと、指紋拭き取り用のクロスです。
セットでおよそ¥4,000で購入可能です。
リード
楽器本体には付属でリードが申し訳程度に付属していました。
私の場合は、付属のリードでほとんど音が鳴らなかったので、サックス購入時にバラ売りのリードを購入しました。
アルトサックス トラディショナルバラ売り
価格は¥500程度です。
維持費のところで紹介しているように、箱(10枚入り)で買う方が1枚あたりは安いのですが、購入した種類や硬さが自分に合わなければ意味ないので、少し慣れてからの購入をおすすめします。
リードの耐久性を上げて、コストパフォーマンスを向上させる、”リードの育て方”について別記事で解説しました。良かったらこちらも参考にしてくださると嬉しいです。
マウスピース、リガチャー
サックスを購入した時に付属しているマウスピース、リガチャーはあまりいいものとは言えません。
始めたばかりはあまり気にならないですが、ある程度吹けるようになると違いがわかるので、合わせて¥20,000~30,000ぐらいのものに変更しました。
別の記事に初心者向けのおすすめのマウスピースの紹介をしているので、よろしければ参考にしてくださいね。
音楽教室への入会金、月謝
サックスを始めてみよう、と思ったものの、私は本を見ただけで楽器演奏できるほど器用ではないと考え、サックスを購入と同時にお店で実施している音楽教室に入会しました。
教室によりシステムは様々ですが、私の通っている教室は入会金約¥10,000、月謝約¥10,000で、入会時に2ヶ月分の月謝を支払うことでしたので、合わせて¥30,000強の費用をお支払いしています。
下記の記事でも音楽教室に入るメリットについて解説していますが、結果的に、先生との相性もよく、音楽教室で仲間もできたことで、長くサックスを趣味として活動できていると思います。
ランニングコスト
趣味を続けていくには大なり小なり、ランニングコストがかかると思います。それは趣味にかける比率、情熱により様々かと思いますが、ここでは、私のランニングコストについてお話しします。
合計すると、年間で約¥250,000を出費していることになります。こちらもそこそこの出費していると言えます。
順に一つずつ解説します。
消耗品(リード)
以前、サックスのカスタマイズに関する、記事を書きましたが、リードも色々な種類があります。ケーンでできたリード、樹脂製のリードのどちらにせよ、ある程度使用すると寿命が来ます。
私は色んなリードを試した結果、超オーソドックスですがバンドーレンの青箱をAmazonの定期便で購入しています。
あくまで、私の消耗のさせ方ですが、4ヶ月で1箱(10枚)分を使用しており、定期便のそのスケジュールで届くように設定しています。
定期便の価格が1箱約¥4,000なので、¥12,000円/年をリードに使用しています。
リードの価格もジワジワ上がってきていますね
消耗品(マウスピース・リガチャー)
マウスピース、リガチャーに関しては消耗品ということで、年1回買い換える人もいれば、ずっと買い替えない人もいます。
落として傷がついてしまい、音がうまく出なくなる
ということもあるので、大切に扱うのが大前提です。
私はマウスピースは色々試行錯誤して、購入を繰り返した時もありますが、今はお気に入りのモデルを見つけて、それを使い続けています。
しかし、3年ぐらい経った時に、音が変わってきたな、高音が鳴りにくいなと感じたので、同じモデルを購入しています。
リガチャーに関しては初期費用のところで購入したリガチャーが一番のお気に入りなので、それ以降特に購入していないです。
ランニングコストとしては、¥30,000のマウスピースを3年ごと買い換えなので、約¥10,000/年の出費です。
楽譜代
練習するにあたって、楽譜はもちろん必要です。人からもらう場合もあれば、自分で購入する場合もあります。
基本的には、YouTube等で演奏したい曲が見つかれば、その楽譜を探します。
今はデータ販売サイトなどを活用すると、数百円ぐらいから楽譜を入手することが可能です。
しっかりした伴奏音源付きの楽譜や、アンサンブルの楽譜を購入する際には3千円ぐらいの価格のものを購入しています。
ざっと、多く見て、年間で¥10,000ぐらいを楽譜代に注ぎ込んでいます。
楽譜の探し方については別記事で紹介しているのでよろしければこちらも読んでいただければ嬉しいです。
楽器メンテナンス
楽器をずっと長く使い続けるためには定期的にメンテナンスが必要です。
ここで言うメンテナンスとは、日々の楽器についた皮脂などの拭き取りではなく、リペアショップに楽器を持って行って、分解洗浄や、タンポの張り替えのメンテナンスのことを指します。
楽器のメンテナンスは、長く使い続けること以外にも、楽器の吹きやすさ、音の出しやすさにも大きな影響があるため、定期的に実施すると、鳴りが良くなり、ちょっとした感動モノです。
私は2年に1度のペースで、楽器の分解洗浄とバランス調整をお願いしています。価格は¥30,000なので、¥15,000/年の出費です。
会費(音楽教室&吹奏楽団費)
音楽教室への入会や、吹奏楽団に入団すると、月会費が発生します。
月会費はそれぞれ音楽教室が約¥10,000と、吹奏楽団費が数千円なので、月に約¥15,000の出費とします。
これに加えて、発表会や、演奏会に参加する場合には参加費が発生します。発表会の参加費は、発表会の開催数や、出演曲数などで変わりますが、合わせて年間¥50,000程度の出費です。
こういった音楽教室や、吹奏楽団に入会、所属することで、合計で年間約¥200,000の出費があります。
ランニングコストとしてはやはり、サブスクと同様に
会費系が一番お金がかかりますね。
まとめ
今回、サックスを趣味にするにあたって、私の場合の必要な費用を初期費用と、ランニングコストに分けて解説しました。内容を以下にまとめます。
こうして改めて見てみると音楽を趣味にするってそこそこお金がかかるなと思います。けれど、その分得られるものも多く、人生を豊かにしてくれていると思っています。
何かの参考になれば嬉しいです。以上、なつけんでした。
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