難解フレーズも吹ける!おすすめ練習方法

サックス練習法

こんにちは、なつけんです。

社会人になって、ズブの素人から音楽を始めて、中でもサックスは8年になり、今ではアマチュアの音楽祭に出たりと音楽生活を満喫しています。

大人になってからサックスを始めた人にとって、地味に難しいのが、”譜面通りに吹く”ということではないでしょうか。

その中でも、速いフレーズや、長い連符、#や♭が多いフレーズを演奏するときに、どうしても適当になったり、指が追いつかず、変な音が入ったりすることがあると思います。

今回は、そういった難しいフレーズの練習方法について解説します。

なつ
なつ

練習方法はとってもシンプルですが、

色んな場面で役に立つので、ぜひ参考にしてみてね。

この記事を読んで欲しい人
  • 大人になってから楽器(サックス)を初めて、楽譜を読むのが苦手な人
  • 速いフレーズや、連符などの難しい譜面を演奏するのが苦手な人

では、中身に入っていきますすね。

指の筋トレを行う

上手く指が回らないのは、多くの場合、指が上手く連動するような筋肉が出来上がっていないためです。

筋肉が出来上がっていないなら、やるべきことは指の筋トレ=運指トレーニングです

仮に右利きの場合、左手の運指が滑らかにつながらず、音と音の間に意図しない音が入るといった問題が発生します。

こういった場面をなくすために、有効な指の筋トレを紹介します。

内容は簡単で、下記の二つの譜面をメトロノーム付きで繰り返し演奏します。テンポはゆっくり60ぐらいから上は120あたりを目指します

まずは、、クロスフィンガリングと呼ばれる、ド↔︎シの運指です。指の上げ下げのタイミングが合わないと、全開放のド#の音がなってしまうので、鳴らないように気をつけて、しかも高速に行ってください。

2つ目は左手の薬指を意識した筋トレです。例えば、シ→ソの運指の際に、薬指がワンテンポ遅れて、間にラの音が入る人もいるのではないでしょうか。

こちらも、余計な音が鳴らないように気をつけつつ、徐々にテンポを上げてください。

この2つの練習は筋トレの一例で、右手バージョンもあります。機会があれば、他にも紹介していきますね。

なつ
なつ

この練習を筋トレとして、継続して行うことで、

徐々に指が鍛えられ、滑らかな演奏ができるようになるよ!

声に出して音階で歌う

今度は実際に今難しいと困っているフレーズを用意し、メトロノームに合わせて歌う練習です。

楽譜を見て、楽器に息を吹き込んで、指を正確に動かして、と様々なことを最初から同時に行うのは欲張りかもしれません。なので、まずは指を動かすをやめて、楽譜を見て歌ってみましょう

これができていない時に、楽器を持って演奏しても、中々上手くはいきません。

具体的な練習方法は下記です。

楽譜を見て歌う練習
  1. 楽譜とメトロノームを用意する。
  2. ゆっくりのテンポ(最終目標テンポの半分以下)でメトロノームを鳴らしながら音階で歌う休符も”ウン”や”ッ”の音でいいので声に出して歌うことがすごく大事です。
  3. 少しづつテンポを上げて歌う。歌ってはテンポを上げてまた歌う、の繰り返しです。目標テンポか、それに近いテンポで舌が回るテンポまで行ってください。

ポイントはとにかくゆっくりから練習すること、です。

なつ
なつ

とっても地道だけど、スラスラ歌えるようになると、

フレーズ演奏に余裕が出てくるよ。

指だけで空演奏する

難しいフレーズを歌えるようになったら、今度は指を付けて練習します。

ある程度、指回しの筋トレができていて、フレーズをメトロノームに合わせて歌えるようになっているのであれば、そこそこ演奏できるようになってるかと思います。

けれど、“まぁまぁできている”状態は後々不安のタネになるので、確実にできるように、今度は、楽器を持って、メトロノームに合わせて指だけを動かします。

楽器に息は入れずに練習します。練習方法を具体的に示します。

指だけ練習法
  1. 楽器を通常通り構える。(マウスピースを咥えてもOK)
  2. ゆっくりのテンポ(最終目標テンポの半分以下)でメトロノームを鳴らしながら指だけを動かして空演奏する。上手く指が動いていれば、タイミング良くタンポの”カポッカポッ”という音が聞こえるはずです。
  3. ゆっくりのテンポに慣れてきたら、少しづつテンポを上げて練習、またテンポを上げて、の繰り返しで、最終目標テンポを目指して下さい。
  4. 難しい箇所はテンポを1ずつ上げていく。細かい連符であれば、4分音符でメトロノームを鳴らすのではなく、8分音符でメトロノームを鳴らすのが効果的です。
なつ
なつ

テンポを上げて上手くできない時は鏡を見ながら、

自分の手の動きを確認しながら練習するのがおすすめ!!

まとめ

今回は、大人になってからサックスを始めた初心者の人向けの難しいフレーズ練習方法について解説しました。内容をまとめます。

難解フレーズの練習
  • 指が滑らかに動くように、指の筋トレを行う。
  • 難しいフレーズを声に出して歌う
  • 難しいフレーズを指だけで空演奏する。
けん
けん

全部に共通するのが、メトロノームをゆっくりから練習する、

ってことなんだね。

ゆっくり練習するのは回り道のようですが、一番身になるので、結果的に近道です。地道にコツコツとレベルアップしてきましょう!

参考になれば嬉しいです。
以上、なつけんでした。

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