大人の楽器演奏はサックスがおすすめ!

大人から始めるサックス

こんにちは、なつけんです。

大人になってから、サックスを始めて8年が経ちました。今では吹奏楽団に所属したり、アンサンブルグループで活動したりと、最初の頃からは考えられないほど、すっかり音楽ライフを満喫しています。

さて、このページを見てくださっている方の中にはこんなことを考えている人もいるのではないでしょうか。

けん
けん

サクソフォーンってカッコいいなぁ。

でも大人になってから始めるのは敷居が高いな〜

なつ
なつ

そんなことないよ。楽器演奏は何歳からでも始められるし、

中でもサックスは簡単な方だと言われているよ。

今まで仕事ばっかりだったけど、これから趣味も充実させたい方、楽しいセカンドライフを送りたい方。自分の人生を豊かにしたい!と考える人は沢山いますよね。

色んな選択肢がある中、最も人気があるものの一つが楽器演奏です。今回、その中でも、サックス(サクソフォーン)が特にオススメな理由を話していきます。

下記に当てはまる人はぜひご覧ください。

  • 大人になるまで楽器演奏に無縁だった人
  • サックスに興味がある人
  • 楽器演奏に興味がある人

まず、最初にこの記事のまとめです。

大人になってからサックスを楽しめる理由
  • サックスは近代にできた楽器で、誰もが扱えるように考えて作られている
  • サックスは指を置いて息を入れると簡単に音が出せる
  • サックスはリコーダーと運指が似ているので取り組みやすい。
  • サックスは単音楽器なので、一つの音だけに集中できる。
  • 一つのサックスを演奏できると、他の音域のサックスも演奏できるようになる。

他にもサックスが上達するまでにかかる時間についての記事も書いているのでよければこちらも参考にしてみてくださいね。

では、具体的に、大人になてからでもサックスを十二分に楽しめるよ、という理由を解説していきます!

サクソフォンってどんな楽器?

サックスが作られたのは、実はそんなに大昔ではなく、19世紀にベルギー人のアドルフ・サックスさんが木管楽器の高い操作性と、金管楽器のパワフルさを併せ持ったハイブリットな楽器として考案されました。

発明者の名前を取ってサクソフォンと命名されているんですね。

サックスは歴史が浅いとも言えますが、裏を返せば、近代の技術を元に作られているので、楽器構造が奏者に寄り添っています。古代楽器ではないんですね。

つまり、サックスは幅広く誰もが扱えるよう作られた楽器であり、演奏できるようになるために、幼少期から血の滲むような努力を要する楽器ではない、ということですね。

サックスは金管楽器!?

けん
けん

吹奏楽器には金管と木管があるって聞いたけど、サックスは金管楽器だよね?

なつ
なつ

見た目で勘違いしている人も多いけど、

実はサックスはリードを振動させる木管楽器なんだよ。

吹奏楽で使われる楽器には大きく分けて、木管楽器と金管楽器の2種類があります。(もちろんコントラバスやドラムといった楽器もありますが今回は上記2種類についてです。)

木管楽器としてまずイメージにつくのがその名の通り、材質が”木材”でできてそうなクラリネットや、オーボエですね。

一方、金管楽器としてイメージにあがるのはトランペットや、トロンボーンといった材質が”金属”でできている楽器たちです。

しかし、楽器の木管、金管を区別するのは”材質”ではなく、何を震わせて音を出すかという”構造”で決まります

具体的には、唇を震わせて音を出すものを”金管楽器”と呼び、実質的にはそれ以外のもの(=リード、エアリードなど)を震わせて音を出すものを”木管楽器”と呼びます。

余談ですが、フルートも見た目は金属ですが、金管楽器ではなく、唇を震わせて音を出す構造ではないので、木管楽器です。

サックスの種類

サックス、管楽器はその特徴として、管の長さで音域が変わり、長ければ音域が低く、短ければ音域が高くなります。つまり、基本的に大きい楽器=低音楽器であり、小さい楽器=高音楽器となります。

発明当時は14種類ものサックスが作られていたようですが、現在は音の低い順にバリトン・テナー・アルト・ソプラノの4種類が現在主流として使われています。

けん
けん

4種類か〜でもどれがいいのかよくわからないね。

なつ
なつ

特にこだわりがなければ、一番使用人口が多くて、

楽譜も多いアルトサックスがお勧めだよ。

サックス内の楽器人口で言えばアルトサックス、テナーサックスが多く、ソプラノサックス、バリトンサックスが続きます。

どの楽器が、良い、悪いではなく、あくまで好みの問題です。特にこだわりがなければ、扱いやすいサイズであるアルトサックスから始める人が多いです。

Jazzが大好きという方は、テナーサックスから始める人が多いです。

けん
けん

漫画「BLUE GIANT」の主人公はテナーサックスを使ってますね。

ソプラノや、バリトンを持っている人はアルトまたはテナーサックスも所持した上で、楽曲によって使い分ける、なんてパターンが多い印象です。

サックスって実際に初心者が演奏できるの?

音を出すのは簡単?

サックスがどんな楽器かはわかったところで、実際に音を出すことの難易度はが気になりますね

やや乱暴な回答になりますが、サックスはマウスピースをパクッと咥えて、漏れないように息を吹き込むと、何かしらの音は出ます

比較対象として、トランペットなどの金管楽器では、唇を震わせて音を出す方式は多少の熟練が必要なので、〜ドレミファソラシド〜の音階を出すのは簡単ではないです。

この点、サックスは指を所定のボジションに置いて、息をマウスピースに吹き込むことで、リードを震わせ、それが音になる構造がすでに出来上がっています。

つまり、”ド”の音になるポジションに指を置いて、息を入れると、誰でも”ド”の音が出せる、ということです。

これが、初心者にとってのサックスの魅力の一つで、楽器を手にしたその日に、簡単な曲を吹くことも難しくはないでしょう。

なつ
なつ

サックスで音を出すのはとっても簡単です!

サックスの操作は難しい?

サックスの音を出すのは簡単だとしても、指回しなど、細かな操作に関しては、大人から始めて上達する、楽しめるようになるのか不安ですよね。

けん
けん

サックスって近くで見ると、めちゃくちゃメカニカル複雑な構造だよね。

操作が難しそう、ってイメージがあるよ。

なつ
なつ

と思うでしょ。

でも実は、ほとんどの人が経験のあるリコーダーと運指が似てるんだよ。

なんと、嬉しいことに、サックスの基礎の指遣いはほとんどの人が小学校で経験のあるリコーダーと同じになっています。つまり、始めて30分もあれば、簡単なフレーズであれば演奏出来るようになる!、ということです。

なつけんも、あまり器用とは言えないですが、始めたその日に、ルパン三世の誰もが知っているあのフレーズ(ルパンルパーンの後に続くメロディ)を吹くことができました。

簡単なことでも、今までゼロだったことが出来るようになるのは、嬉しいことですし、これが、あらゆる趣味の醍醐味の一つだと思っています。

また、ピアノやギターなどの一度に複数の音を出す和音楽器と違い、サックスは単音楽器なので、一つの音符、音に集中して演奏できる、というのも音楽初心者に嬉しいポイントです。

さらに、サックスという楽器は本当によく出来ていて、ソプラノ〜バリトンの各サックスで運指は同じになっていて、1種類のサックスを吹ける他のサックスの運指も習得していると言えます。

運指(指を抑える形)は同じだけど、楽譜の書き方を変えることによって、演奏者が楽器の持ち替えをスムーズに出来るように作られています。

ここまで聞いて、理解できない、という人もいるかと思いますので、いずれ別ページで詳しく解説していきます。

まとめ:大人から始める楽器演奏はサックスがおすすめ

今回、大人から楽器演奏を始めるにはサックスがお勧め理由について解説しました。

サックスは大人から始めても十分に音楽ライフを豊かにしてくれる、そんな素晴らしい楽器です。大人からサックスに挑戦するおすすめの理由をまとめると以下の通りです。

大人になってからサックスを楽しめる理由
  • サックスは近代にできた楽器で、誰もが扱えるように考えて作られている
  • サックスは指を置いて息を入れると簡単に音が出せる
  • サックスはリコーダーと運指が似ているので取り組みやすい。
  • サックスは単音楽器なので、一つの音だけに集中できる。
  • 一つのサックスを演奏できると、他の音域のサックスも演奏できるようになる。
なつ
なつ

ぜひ、一歩を踏み出して、サックスライフをエンジョイしてみてね!

以上、なつけんでした!

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